リハビリというと、体を動かして健康になるというイメージがありますが、本来の意味は少し違います。
元々は、「権利、名誉の回復」や「復権」などの意味がありました。
医学の場では、単なる失った機能の回復を意味するのではありません。
病気やケガにより、障害をもった方が、自分らしい人生を取り戻し、幸福な人生を送る。
それを実現する活動のことをリハビリというのです。
理学療法とは、物理療法と理学療法が含まれます。
物理療法とは、電気、光線、温熱などを用いた治療法です。

患部にスポット状の近赤外線を照射します。温灸のような心地良い温感で痛みを軽減します。

極超短波により、筋の深部まで温めます。

電気刺激により、筋の緊張を緩め、痛みを軽減します。

筋のリズミカルな収縮により、マッサージ効果が得られます。それにより、血行が改善して鎮静、鎮痛効果があります。
運動療法とは、
歩く、立つ、座るといった動作や、入浴、排泄などの日常生活を上手にできるよう練習します。
大学や専門学校で3~4年学び、厚生労働省が行う国家試験に合格したものを理学療法士(physical theraipst:PT)といいます。
痛みのある筋や、硬さのある部位で徒手による刺激を加え、症状を緩和する治療法です。
症状の原因となっている筋を探して、極力辛い痛みを生じないようにしながら筋を緩めていきます。
腎臓の障害により、人工透析治療を行っている患者様にたいして、動作練習をおこなっています。
その際、心臓や呼吸などの疾患に留意しながら運動をすすめていきます。
定期的に足の筋力やバランス能力、歩く能力等を検査して、体の状態を把握するようにしています。
障害が重く、すべての動作ができなくなってしまった患者様に対しても、
関節を硬くしないための運動や、安楽に椅子に座っていただく工夫をしています。
患者様に在宅生活を継続していだけるよう、療法士が訪問して居宅でリハビリをします。

定期的に当院では、治療技術習得のための講習会を開催しています。
講習会には平塚、茅ヶ崎、厚木などに勤務する理学療法士が参加し、技術を高め合っています。

論文掲載
2010年掲載『変形性股関節症患者に対して応用行動分析学を用いた介入の有効性に関する検討』
2010年掲載『固定用ベルトを装着したハンドヘルドダイナモメーターによる等尺性肩内・外旋筋力測定』
2010年掲載『介護予防事業の運動介入が運動機能及び健康関連QOLに及ぼす影響について』
学会発表
2010年発表『脳幹梗塞により重度四肢麻痺を呈する利用者への在宅支援』
2009年発表『当院における訪問リハビリテーションの終了者に対する調査』
2009年発表『パーキンソン病利用者の訪問リハビリについて』
2008年発表『当院における訪問リハビリテーション対象者に関する調査』
2008年発表『長期の経過により歩行能力の改善を認められた両変形性股関節症の一症例』